調査データは、職場環境の様々な点で非常に満足しているワーカーが、より高いレベルのエンゲージメントを持っていることを明らかにしている。しかしながら、世界のワーカーの中で非常に高いエンゲージメントを持ちながら、職場環境にも非常に満足しているワーカーはわずか13%しかいない。このチャートは国別のエンゲージメントレベルを表示している。
働く「場」や働き方をコントロールでき、必要に応じてプライバシーを確保しながら集中し、チームでの作業も邪魔されることなくスムーズに遂行できているワーカーほど、そのエンゲージメントレベルは高い。
世界的には個人のモバイル端末の普及率は高いが、企業のワーカーの大多数は、仕事用として支給される固定機器を使用している。
世界的にコラボレーションワークが増えたとはいえ、ワーカーのほぼ3分の2は、依然として個室または共有個室で仕事をしている。
ワーカーの居住国やその文化的背景、期待度というものが、エンゲージメントレベルや職場環境への満足度に大きく影響していることが分かる。